少年
著者
書誌事項
少年
(徳間文庫)
徳間書店, 2001.7
- タイトル読み
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ショウネン
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内容説明・目次
内容説明
少年期、子どもたちだけの秘密の遊び場がある。その自分だけの世界に遊ぶ少年は、「孤独と不安と心細さのなかに解き放たれる。そして耐えている」。知の巨人・吉本隆明が、みずからの少年期を振り返りながら、現在の「少年“期”の問題」を読み解いてゆく。少年のもつ「聖の心」を歪めていく社会に対する静かな怒りを、情感豊かに描き切った自伝的評論。
目次
- 第1章 生まれ育った世界(天草を恋しがったおじいさん;父から学んだこと ほか)
- 第2章 遊びの世界(べえ独楽と朝礼;悪事まがい ほか)
- 第3章 少年と文学(「書く」ことのはじまり;胎内からの怖いイメージ ほか)
- 第4章 少年の世界(少年の難しさ;「子ども」との別れ ほか)
- 第5章 崩壊した家族のコミュニケーション(少年Aと呼ばれる少年について;現在の日本社会の親子関係について ほか)
「BOOKデータベース」 より