書誌事項

植民地経済の繁栄と凋落

加納啓良責任編集

(岩波講座東南アジア史 / 池端雪浦 [ほか] 編集委員, 第6巻)

岩波書店, 2001.12

タイトル読み

ショクミンチ ケイザイ ノ ハンエイ ト チョウラク

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注記

参考・参照文献: 各章末

月報あり

収録内容

  • 総説 / 加納啓良著
  • 植民地期インドネシアのプランテーション / 植村泰夫著
  • マラヤ : スズとゴム / 水島司著
  • フィリピン : マニラ麻と砂糖 / 永野善子著
  • タイ砂糖産業 / 山本博史著
  • ビルマにおける米輸出経済の展開 / 斎藤照子著
  • 戦前期タイ米経済の発展 / 宮田敏之著
  • インドシナ / 高田洋子著
  • インドネシアにおける稲作経済の変容 / 大木昌著
  • 国際分業と東南アジア植民地経済 / 杉原薫著
  • フィリピンとアジア間貿易 / 永野善子著
  • 農村社会の再編 / 加納啓良著
  • 東南アジアと日本 / 清水元著

内容説明・目次

内容説明

一九世紀半ばから一九一〇年代までに、タイを除く東南アジアの全域が英、蘭、仏、米の欧米四国が支配する「後期植民地国家」の領土へと分割され、一九二〇年代には一次産品輸出を基軸とする植民地型経済が絶頂の繁栄を迎えた。だが一九三〇年代の不況下でその動揺が始まる。この歴史過程の総体を地域別、主題別に検討する。

目次

  • 1 プランテーション型産業の展開(植民地期インドネシアのプランテーション;マラヤ—スズとゴム;フィリピン—マニラ麻と砂糖;タイ砂糖産業)
  • 2 稲作経済の変容(ビルマにおける米輸出経済の発展;戦前期タイ米経済の発展;インドシナ;インドネシアにおける稲作経済の変容)
  • 3 世界経済のなかの東南アジア(国際分業と東南アジア植民地経済;フィリピンとアジア間貿易;農村社会の再編;東南アジアと日本)

「BOOKデータベース」 より

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