書誌事項

教育改革の幻想

苅谷剛彦著

(ちくま新書, 329)

筑摩書房, 2002.1

タイトル読み

キョウイク カイカク ノ ゲンソウ

大学図書館所蔵 件 / 360

注記

参考文献: p221-222

内容説明・目次

内容説明

二〇〇二年度より新学習指導要領が実施される。この要領がめざす教育改革のねらいは「ゆとり」と「生きる力」の教育であり、それを実現するものが「総合的な学習の時間」である。これらをつなぐ論理は「子ども中心主義」であるが、この教育方針は本当に子どもたちのためになり、学校を再生するに足るものなのか?また、受験や詰め込み教育は本当に罪悪なのか?さまざまなデータを検証し、教育と日本社会のゆくえを見据えて緊急提言する。

目次

  • 第1章 教育の制度疲労(政策担当者の問題把握;これまでの教育改革の成果 ほか)
  • 第2章 「ゆとり」と「新しい学力観」「生きる力」の教育(「ゆとり」をめざす教育の問題認識;「新しい学力観」と「生きる力」の教育 ほか)
  • 第3章 「ゆとり」のゆくえ—学習時間の戦後小史(子どもの「ゆとり」は奪われてきたのか;「勉強の時代」の復活—勉強のしすぎはゆとりを奪ったのか ほか)
  • 第4章 「子ども中心主義」教育の幻惑(「ゆとり」と「生きる力」をつなぐ論理;「子ども中心主義」の教育 ほか)
  • 第5章 教育改革の幻想を超えて(手段を欠いた理想のゆくえ;現実と理想のコントラスト ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA55296158
  • ISBN
    • 9784480059291
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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