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ユダヤ戦記

フラウィウス・ヨセフス著 ; 秦剛平訳

(ちくま学芸文庫, [ヨ-7-7,8,9])

筑摩書房, 2002

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タイトル別名

Bellum Judaicum

タイトル読み

ユダヤ センキ

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784480086914

内容説明

紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第1巻は、アサモナイオス王朝の盛衰から開戦前夜までを収録。

目次

  • アサモナイオス王朝の盛衰
  • ポンペイオスの登場とユダヤの再編成
  • アンティパトロスの子ヘロデの登場
  • ヘロデ、ユダヤの王となる
  • ヘロデの宮廷を襲った大嵐
  • ヘロデの悲惨な晩年
  • ヘロデの死後のユダヤ
  • ユダヤ、ローマの属州となる
  • 戦争の気配、濃厚になる
  • 叛乱の初期〔ほか〕
巻冊次

2 ISBN 9784480086921

内容説明

紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第2巻は、ヨセフスが捕虜になり、ユダヤの民の不安と絶望の日々。

目次

  • ウェスパシアノスの登場
  • ウェスパシアノスのガリラヤ侵攻はじまる
  • ヨタパタの攻防戦—ヨセポス、捕虜となる
  • ウェスパシアノスの進撃つづく
  • ウェスパシアノス、ガリラヤを平定する
  • エルサレムの内部抗争
  • イドメヤ人の新規参入
  • ネロン帝の死、パレスチナの形勢、ローマの内乱
  • ウェスパシアノス、軍隊により皇帝に擁立される
  • ウェスパシアノス、ローマへ向かい、ティトスをエルサレムへ送り込む〔ほか〕
巻冊次

3 ISBN 9784480086938

内容説明

紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第3巻は、神殿の炎上から終戦まで。詳細な年表、索引、解説を付す。

目次

  • アントニアの塔陥落する
  • 神殿炎上
  • ローマ軍の軍旗、神殿の中庭に立てられる
  • ティトス、都へ入城する
  • 戦い終わって
  • ローマ市民の歓迎と凱旋式
  • 要塞の攻略
  • 最後の砦マサダの陥落
  • エジプトへ逃れたシカリオイほか

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA55714065
  • ISBN
    • 4480086919
    • 4480086927
    • 4480086935
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    grc
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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