ドストエフスキーその対話的世界

書誌事項

ドストエフスキーその対話的世界

木下豊房著

成文社, 2002.2

タイトル別名

ドストエフスキー : その対話的世界

タイトル読み

ドストエフスキー ソノ タイワテキ セカイ

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内容説明・目次

内容説明

現代に生きるドストエフスキー文学の本質を作家の対話的人間観と創作方法の接点から論じる。ロシアと日本の研究史の水脈を踏まえ、創作理念の独創性とその深さに光をあてる。国際化する研究のなかでの成果。他にドストエフスキーの現代性について、作家のゆかりの地を訪ねてなど、興味深いエッセイ多数。

目次

  • 第1部 対話的人間観と創作理念(ドストエフスキー文学の魅力—言葉なき対話について;ドストエフスキーの主題と創作理念の関係をめぐって—“サストラダーニエ”(同情、憐憫)と“他者性”の問題;『白痴』論—“貧しき騎士”ムイシキン公爵の“運命の高貴な悲しみ” ほか)
  • 第2部 文献批評・解題(ドストエフスキー文献解題;ソ連における研究・批評の変遷—三〇年代以降七一年(生誕百五十周年)まで)
  • 第3部 フェージャの森(ドストエフスキー文学と時代精神;現代に生きるドストエフスキー—生誕百五十周年に寄せて;ゴーゴリとドストエフスキー ほか)

「BOOKデータベース」 より

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