技術官僚 : その権力と病理
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書誌事項
技術官僚 : その権力と病理
(岩波新書, 新赤版 774)
岩波書店, 2002.3
- タイトル読み
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ギジュツ カンリョウ : ソノ ケンリョク ト ビョウリ
大学図書館所蔵 件 / 全461件
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注記
参考文献: p205-210
内容説明・目次
内容説明
高まる批判をよそに、止まる気配を見せない大規模公共事業。くりかえし引き起こされる薬害事件の悲劇。これらの問題の深層をさぐると、官僚制のなかで力をつけた技術者集団の存在が浮かび上がる。これまで目が向けられてこなかった技術官僚に焦点をあて、その実態と病理に迫り、改革への道すじを提示する。日本官僚制論の新しい試み。
目次
- 第1章 なぜ技術官僚なのか(日本の官僚制の特質とは何か;技術官僚と法制官僚 ほか)
- 第2章 歴史のなかの技術官僚(官僚制の形成と官主導の近代化;支配体制の確立と技術官僚の地位 ほか)
- 第3章 なぜ公共事業は止まらないのか—土木技術官僚を中心に(事業計画を決定するのは誰か;「独立」と「棲み分け」の技官人事 ほか)
- 第4章 なぜHIV薬害事件はおきたのか—医系技術官僚を中心に(事件をふりかえる;厚生省薬務局の技官と事務官 ほか)
- 第5章 「技官の王国」の解体へ(行政組織法制の改革;キャリアパスの改革 ほか)
「BOOKデータベース」 より