日本文学のなかの障害者像 : 近・現代篇
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書誌事項
日本文学のなかの障害者像 : 近・現代篇
明石書店, 2002.3
- タイトル別名
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日本文学のなかの障害者像 : 近現代篇
- タイトル読み
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ニホン ブンガク ノ ナカ ノ ショウガイシャゾウ : キン ゲンダイヘン
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注記
戦後文学と障害者・年表 (萩原正枝調べ): p360-362
内容説明・目次
内容説明
身近な近・現代文学でも、多くの作家が多かれ少なかれ障害者を扱った作品を残している。また、自らも障害を負った作家たちも、それぞれに珠玉の作品を残している。それらは個々の作家の障害者観を示すとともに、その時代の社会一般の対障害者観をも如実にうかがわせるものでもあるのだ。正規の歴史におそらく現われることもないであろう、障害者が社会からどのように見られどのように遇せられていたのかが、明確にうかがえるのだ。そうした障害者の実生活や社会や家庭内で受けなければならなかった処遇を、時代の変遷に絡ませて見捉えるという視点で、種々の文学作品を読み解く。
目次
- 第1部 近代文学と障害者(明治/大正/昭和・戦前篇)(福沢諭吉『かたわむすめ』;広津柳浪『変目伝』;正岡子規「障害者・子規」;国木田独歩『春の鳥』 ほか)
- 第2部 戦後文学に現われた障害者像(昭和・戦後/平成篇)(太宰治『人間失格』;松本清張『或る「小倉日記」伝』;丹羽文雄『業苦』と『煩悩具足』;三島由紀夫『金閣寺』 ほか)
「BOOKデータベース」 より