音の万葉集
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音の万葉集
(高岡市万葉歴史館論集, 5)
笠間書院, 2002.3
- タイトル読み
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オト ノ マンヨウシュウ
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内容説明・目次
内容説明
人の声、鳥のさえずりや羽音、動物の鳴き声や足音、自然の生みだす、樹々をわたる風、小川のせせらぎなど、『万葉集』の「音」に関わる表現、表記、語法、音韻の問題、さらに音楽制度などを通して万葉びとの音の感性に迫る。今日とは著しく異なる万葉びとの「音環境」に思いをめぐらしてはいかが。
目次
- 万葉歌と歌謡と
- 「声の歌」・「文字の歌」
- 人にかかわる「音」世界
- 『万葉集』の獣歌にみる音の表現—鹿の歌を中心として
- 『万葉集』に鳴く鳥
- 万葉からの視線—桓武天皇歌のホトトギス
- 自然の音
- 響かぬ楽の音—家持がうたわなかった「音」
- 東北アジアの弓の音
- 上代語における「音」に関しての私見
- 古代の音楽制度と『万葉集』
- 古代日本の王言について—オホミコト・ミコト・ミコトノリ
「BOOKデータベース」 より