聖母のいない国 : the North American novel
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聖母のいない国 : the North American novel
青土社, 2002.5
- タイトル読み
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セイボ ノ イナイ クニ : the North American novel
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注記
「ユリイカ」連載 (2001年1月号〜12月号) に「不能であることの希望」 (「ユリイカ」1999年8月号) を加え加筆・修正を施したもの
参考文献: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
ヘミングウェイ、サリンジャー、トウェイン、アーヴィング、そしてモンゴメリ…。「恋愛」と「小説」をまったく新しい視点で読みといた挑発的文学論。
目次
- 『風と共に去りぬ』はなぜ「大衆小説」なのか?—マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』
- グッド・バッド・ボーイの系譜—マーク・トウェイン『トム・ソーヤーの冒険』
- 不能であることの希望—アーネスト・ヘミングウェイ『日はまた昇る』
- サリンジャーを正しく葬り去ること—J.D.サリンジャー『フラニーとゾーイー』
- マッカーシー『グループ』と「真実」の問題—メアリー・マッカーシー『グループ』
- 夫の立場から読む姦通の文学—ナサニエル・ホーソーン『緋文字』
- アメリカ版『レ・ミゼラブル』—バーナード・マラマッド『アシスタント』
- 禁忌なき時代、恋愛小説は死滅する—イーディス・ウォートン『エイジ・オヴ・イノセンス』
- ジョン・アーヴィングはフェミニストか?—ジョン・アーヴィング『サイダーハウス・ルール』
- 悲劇の後生き延びた女はデーモンになる—ヘンリー・ジェイムズ『鳩の翼』
- 勝った戦争のみが若者を成長させる—ハーマン・ウォーク『ケイン号の叛乱』
- ヘンリー・ミラーをめぐる二人の女—ケイト・ミレットとエリカ・ジョング
- 実現すべき自己などない時—ルーシー・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』
「BOOKデータベース」 より