書誌事項

エスノ・サイエンス

寺嶋秀明, 篠原徹編著

(講座・生態人類学, 7)

京都大学学術出版会, 2002.6

タイトル別名

Ethno-science

エスノサイエンス

タイトル読み

エスノ サイエンス

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注記

英文タイトルは副標題紙裏による

その他の執筆者: 塙狼星, 秋道智彌, 菅豊, 南真木人, 山田孝子

引用文献, 参照文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

いかなる人間集団も、エコロジーのベースとしてのサイエンスをもつ。すなわち、みずからの生きる世界を認識し、彼我の関係をうち立て、よりよく生きるための知の体系である。この意味におけるエスノ・サイエンスは、分解され抽象化され、形骸化した知ではない。人間の生とともにあり、種々の行為を通じて統合された形であらわされる知である。本書では、さまざまなフィールドにおいて、人々の肉体・作品・生活・生態をとおして具体的に語られる知の体系を提示する。

目次

  • 第1章 イトゥリの森の薬用植物利用
  • 第2章 半栽培と共創—中部アフリカ、焼畑農耕民の森林文化に関する一考察
  • 第3章 海辺のエスノ・サイエンス—パプアニューギニア・マヌス島民の民俗知識と食物交換の変容に関する考察
  • 第4章 創られたヒツジ—中国・江南農耕地帯の在来ヒツジの品種改良にみる家畜観
  • 第5章 ネパール山地民マガールの薮林焼畑
  • 第6章 西チベット、ラダッキの民族医学—アムチの医学理論とその実践

「BOOKデータベース」 より

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