田舎の町村を消せ! : 市町村合併に抗うムラの論理

著者

書誌事項

田舎の町村を消せ! : 市町村合併に抗うムラの論理

久岡学他著

南方新社, 2002.7

タイトル別名

Many villages are disappearing from the map : people in the villages are resisting the government

タイトル読み

イナカ ノ マチムラ オ ケセ : シチョウソン ガッペイ ニ アラガウ ムラ ノ ロンリ

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注記

その他の著者: 続博治, 平井一臣, 河原晶子, 皆村武一, 前利潔, 歌野敬, 土井裕之

政策公開講座「市町村合併とその問題 : 強行される背景を考える」 (2002年3月2日) での講演をまとめたもの

参考資料・文献あり

内容説明・目次

内容説明

昭和初期、わが国では大規模な合併が行われた。周辺部となった村は寂れ、過疎にあえぐ集落が無数に生まれた。中には、高齢化率九〇%を超える「超高齢集落」さえある。今回合併がなされれば、新たにまた、無数の集落が地図から消えていく。国の大号令のもと、日本全国で「平成の大合併」の嵐が吹き荒れている。本書は、現状を検証しつつ、合併の落とし穴を多角的に検証する。

目次

  • 第1部 ドキュメント・リポート—市町村合併に抗うムラの論理(迷走する合併論議—「あめとむち」に翻弄されて;赤ちゃんの消えたムラ—合併から四十六年、瀬戸内町、喜界町のその後;周辺部になった村の悲哀—ゴミだけがやって来た!隼人町、姶良町の検証)
  • 第2部 検証—合併論議の落とし穴(自治を奪う国家戦略—住民自治の原理に立ち返って;あいまいな合併メリット—住民の判断材料となる情報とは何か;「地方分権」そのかけ声の行方—戦後経済と合併論議;町財政の合併シミュレーション—さらなる財政悪化を招く特例債;最小単位の自治の復活を—田舎暮らしの現場から ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA57616362
  • ISBN
    • 493137672X
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    鹿児島
  • ページ数/冊数
    265p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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