神隠しと日本人
著者
書誌事項
神隠しと日本人
(角川文庫, 12548 . 角川ソフィア文庫||カドカワ ソフィア ブンコ ; 282)
角川書店, 2002.7
- タイトル別名
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神隠し : 異界からのいざない
- タイトル読み
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カミカクシ ト ニホンジン
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注記
「神隠し : 異界からのいざない」(東京 : 弘文堂, 1991.7)を改題、加筆・訂正したもの
参考文献: p235-238
内容説明・目次
内容説明
「神隠し」とは人を隠し、神を現わし、人間世界の現実を隠し、異界を顕すヴェールである。それは人を社会的な死、つまり「生」と「死」の中間的な状態に置く装置であった。だからこそ「神隠し」という語には甘く柔らかい響きがただよう—。異界研究の第一人者が、「神隠し」をめぐるフォークロアを探訪し、日本人の異界コスモロジーを明らかにする。
目次
- 第1章 事件としての神隠し(村の失踪事件;帰ってきた失踪者 ほか)
- 第2章 神隠しにみる約束ごと(神隠し譚の類型;夕暮れどき ほか)
- 第3章 さまざまな隠し神伝説(民俗社会の異界イメージ;隠し神としての天狗イメージ ほか)
- 第4章 神隠しとしての異界訪問(浄土=ユートピアとしての異界;夢と異界訪問譚 ほか)
- 第5章 神隠しとは何か(現代の失踪事件;「神隠し」のヴェールを剥ぐ ほか)
「BOOKデータベース」 より