ねこは青、子ねこは黄緑 : 共感覚者が自ら語る不思議な世界

書誌事項

ねこは青、子ねこは黄緑 : 共感覚者が自ら語る不思議な世界

パトリシア・リン・ダフィー著 ; 石田理恵訳

早川書房, 2002.7

タイトル別名

Blue cats and chartreuse kittens

タイトル読み

ネコ ワ アオ コネコ ワ キミドリ : キョウカンカクシャ ガ ミズカラ カタル フシギナ セカイ

大学図書館所蔵 件 / 123

注記

参考文献: p216-220

内容説明・目次

内容説明

共感覚とは、文字に色が見える、音に手ざわりを感じる、痛みから不思議な映像が浮かぶなど、五感のうち二つの感覚が同時に働く、奇妙な知覚様式である。ランボー、ナボコフ、スクリャービンなど、多くの作家や音楽家、画家も持っていたといわれながら、医学的にも未知の部分が多い。自ら希少な共感覚者である著者が、その特異な視点から、多くの人には想像もつかないような、共感覚者ならではの驚くべき体験や、そのしくみを解明しようと独自に行なった探究について綴った、画期的な手記。

目次

  • 五十匹の青いネコをパパへ
  • 父のために描いた色彩豊かな単語の数々
  • 成長過程の子どもたちと共感覚
  • 歯医者で出会った共感覚
  • 共感覚芸術家キャロル・スティーンと知り合う
  • 生存競争を生き抜く知覚
  • 作曲家マイケル・トーキーと音楽の色
  • マルシア・スミラックの共感覚的カメラ・ペインティング
  • 符号化は人それぞれ
  • さまざまな知能
  • 一年は色鮮やかな十二枚の四角形
  • 共感覚・イン・サイバースペース

「BOOKデータベース」 より

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