カール・バルトと反ナチ闘争 : ユダヤ人問題を中心に : 1933-1945年
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カール・バルトと反ナチ闘争 : ユダヤ人問題を中心に : 1933-1945年
新教出版社, 2002.8-2002.10
- 上
- 下
- タイトル別名
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Unter dem Bogen des einen Bundes : Karl Barth und die Juden 1933-1945
- タイトル読み
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カール バルト ト ハンナチ トウソウ : ユダヤジン モンダイ オ チュウシン ニ : 1933 1945ネン
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注記
上巻その他の翻訳者: 泉治典, 小川圭治, 佐藤司郎, 畠山保男
下巻その他の翻訳者: 小川圭治, 片山寛、佐藤司郎, 武田武長、牧村元太郎
文献:各巻末
内容説明・目次
内容説明
1993〜1945年、ヒトラー支配の時代12年に限り、告白教会の成立に始まって、第二次世界大戦に及ぶバルトの戦いを、特にナチスの最大の犯罪、ユダヤ人問題に焦点を合わせて、徹底的に追究する。バルトは、ひたすら神の言葉のみに聴従する「今日の神学的実存」を貫徹しながら、ナチズムとその誘惑に傾く教会を相手どって、全身全霊を傾けて戦う。そこから、教会のユダヤ人との共生を生み出す「イスラエルの神学」をはじめ、バルト神学の全体像が鮮やかに深化発展を遂げていく。その戦いの道程を、膨大かつ詳細な資料を駆使して、ダイナミックに描く。
目次
- 1 調音—序論的な設問と考察
- 2 接近—一九三三年までの「キリスト」教会‐イスラエル‐主題群
- 3 挑戦—ヒトラー体制の初期時代一九三三年
- 4 転轍—ドイツ的キリスト者に反対する教会内反対派へのバルトの批判
- 5 限界提示—ドイツ的キリスト者および教会内のユダヤ人排斥の立場一九三三年
- 6 包含—ユダヤ人差別に対するバルトの「含意的」態度決定一九三三年
- 7 発見—独占的に拘束的な神の言葉の光におけるユダヤ人
- 8 決断—バルメン神学宣言一九三四年
- 9 分離—バルメン後の月日一九三四‐一九三五年
「BOOKデータベース」 より