「自然」概念の形成史 : 中国・日本・ヨーロッパ

書誌事項

「自然」概念の形成史 : 中国・日本・ヨーロッパ

寺尾五郎著

農山漁村文化協会, 2002.8

タイトル別名

「自然」概念の形成史 : 中国日本ヨーロッパ

タイトル読み

シゼン ガイネン ノ ケイセイシ : チュウゴク ・ ニホン ・ ヨーロッパ

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内容説明・目次

内容説明

日本語の「自然」には二つのちがった意味がある。(1)おのずから、ひとりでに—の意味。(2)人間をとりまく客観的世界の総体—の意味。古い和語(やまとことば)の「自然」は(1)の意味であり、(2)はネイチュアの翻訳語として、主として明治以後に定着したことばだ。では中国や西洋ではどうなのか。日・中・欧の自然概念の形成史を追究して、「自然」「共生」「環境」の語の乱用と混迷を糺す。

目次

  • 第1部 ひどく乱れた「自然」という言葉(「自然」の語の乱用と混迷;「地球」の語の乱用と混迷;「共生」の語の乱用と混迷)
  • 第2部 「自然」という概念(「自然」の語の二つの意味;自然界のさまざまな呼び名)
  • 第3部 「自然」概念の形成史(中国における「自然」の語;日本における「自然」概念;ヨーロッパにおける「自然」概念)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA58668634
  • ISBN
    • 4540021559
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    332, 13p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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