島抜け
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島抜け
(新潮文庫, よ-5-44)
新潮社, 2002.10
- タイトル読み
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シマヌケ
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注記
平成12年8月新潮社より刊行
収録内容
- 欠けた椀
- 梅の刺青
内容説明・目次
内容説明
読んだ講釈が幕府の逆鱗に触れ、種子島に流された大坂の講釈師瑞龍。島での余生に絶望した瑞龍は、流人仲間と脱島を決行する。丸木舟で大海を漂流すること十五日、瑞龍ら四人が流れついた先は何と中国だった。破船した漂流民と身分を偽り、四人は長崎に送り返される。苦難の果て、島抜けは見事に成功したかに思えたが…。表題中篇をはじめ、「欠けた椀」「梅の刺青」の三篇を収録。
「BOOKデータベース」 より