王朝の性と身体 : 逸脱する物語

書誌事項

王朝の性と身体 : 逸脱する物語

小嶋菜温子編

(叢書・文化学の越境, 1)

森話社, 2002.9

  • : 新装版

タイトル読み

オウチョウ ノ セイ ト シンタイ : イツダツ スル モノガタリ

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注記

初版は1996年森話社刊

キーワードと文献ガイド: p245-250

内容説明・目次

内容説明

規範や禁圧との相剋のなかで物語において「性」や「身体」はいかに描かれてきたのか。ジェンダー、セクシュアリティ、身体をめぐって論じられた先駆的王朝文学論。

目次

  • 逸脱する物語とエロス—序をかえて
  • 1 『枕草子』・「性差」を越えて—清少納言と中宮定子
  • 2 光源氏の身体と性—王朝物語史から
  • 3 物語の「声」と「身体」—薫と宇治の女たち
  • 4 逆光の光源氏—父なるものの挫折
  • 5 『源氏物語』のジェンダー—権力とテクスト 座談会
  • 6 男が男を「愛」する瞬間—「女の物語」としての『平家物語』は存在するか?
  • 7 男色家・藤原頼長の自己破綻—『台記』の院政期

「BOOKデータベース」 より

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