民間総督三好徳三郎と辻利茶舗

著者

書誌事項

民間総督三好徳三郎と辻利茶舗

波形昭一編著

日本図書センター, 2002.8

タイトル別名

三好徳三郎と辻利茶舗

タイトル読み

ミンカン ソウトク ミヨシ トクサブロウ ト ツジリ チャホ

大学図書館所蔵 件 / 37

注記

三好徳三郎の肖像あり

主要参考文献: p377-380

内容説明・目次

内容説明

三好徳三郎とは、日本統治期の台湾台北市で「辻利茶舗」というお茶屋(宇治の老舗茶商・辻利兵衛商店の台北支店)を営む一介の商店主でありながら、他面では、だれいうとなく「民間総督」と呼ばれ、台湾の総督府政治に隠然たる影響力を有した人物であった。本書の第1部は三好徳三郎遺稿『三好茶苦来山人の逸話』(三好正徳氏蔵)を波形昭一(編著者)が編集・注記し、第2部一はこれに解題を施したものである。また第2部二は、宇治市歴史資料館蔵『辻利一家文書』(辻利雄氏旧蔵)にもとづいて辻利兵衛商店台北支店(通称「辻利茶舗」)の経営状況を分析したものである。

目次

  • 第1部 『三好茶苦来山人の逸話』(三好徳三郎記 波形昭一編集・注記)(渡台前(〜明治三二・四);渡台後・児玉総督期(明治三二・四〜三九・四);佐久間総督期(明治三九・四〜大正四・四);安東・明石総督期(大正四・四〜八・一〇);田・内田・伊沢・上山総督期(大正八・一〇〜昭和三・六);川村・石塚・太田・南総督期(昭和三・六〜七・五) ほか)
  • 第2部 解題と分析(波形昭一著)(『三好茶苦来山人の逸話』解題;辻利茶舗の経営分析)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA58908975
  • ISBN
    • 4820561863
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    394p, 図版[6]p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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