書誌事項

アメリカの20世紀

有賀夏紀著

(中公新書, 1664, 1665)

中央公論新社, 2002.10

タイトル別名

アメリカの20世紀

タイトル読み

アメリカ ノ 20セイキ

大学図書館所蔵 件 / 351

注記

上: 1890年〜1945年. 下: 1945年〜2000年

二〇世紀のアメリカを知るための本: p215-224(下)

年表: (上 p204-219 下 p226-241). 索引: (上 p220-234 下 p242-256)

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784121016645

内容説明

一九世紀末、アメリカは急速な工業化に起因する社会の混乱を克服し、政府・企業・研究機関の三者が協力する体制を確立した。このシステムの下で経済発展は加速し、未曾有の大恐慌と二度の世界大戦を経て、世界をリードする超大国にのし上がっていく—。自由と民主主義の理念、物質的な豊かさが一体となった「アメリカ文明」が世界を席捲する二〇世紀前半を、社会・文化的側面に光を当てながら叙述する。

目次

  • 序章 「アメリカの世紀」
  • 第1章 二〇世紀前夜のアメリカ—一八九〇年代
  • 第2章 革新主義の時代—一九〇〇年代〜一九一〇年代
  • 第3章 大衆消費社会の展開—一九二〇年代
  • 第4章 「現代アメリカ」の危機—一九三〇年代
  • 第5章 アメリカの世紀へ—一九四〇年代前半
巻冊次

下 ISBN 9784121016652

内容説明

第二次世界大戦後、「パックス・アメリカーナ」は危機を迎える。ソ連との対立、ベトナム戦争の泥沼化でアメリカの国際的地位は著しく低下した。他方、国内では公民権運動、マイノリティの地位向上や女性解放の運動、ベトナム反戦運動など、社会変革を求める動きが活発化する—。冷戦終結により唯一の超大国となったアメリカは、どこへ向かおうとするのか。国内外の新たな試練にさらされる二〇世紀後半を描く。

目次

  • 第6章 冷戦下の「黄金時代」—一九四〇年代後半〜一九五〇年代(「アメリカの世紀」の到来か;「アメリカの世紀」を阻む世界情勢 ほか)
  • 第7章 激動の時代—一九六〇年代(ケネディのニューフロンティア;冷戦とケネディ ほか)
  • 第8章 保守の時代—一九七〇年代〜一九八〇年代(一九六八年の選挙;ニクソンとプレスリー ほか)
  • 第9章 文化戦争の世紀末—一九九〇年以降(多様化する人口;多文化主義と「アメリカの分裂」への危惧 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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