「民主」と「愛国」 : 戦後日本のナショナリズムと公共性

書誌事項

「民主」と「愛国」 : 戦後日本のナショナリズムと公共性

小熊英二著

新曜社, 2002.10

タイトル別名

"Minsyu" and "Aikoku"

民主と愛国 : 戦後日本のナショナリズムと公共性

タイトル読み

「ミンシュ」ト「アイコク」 : センゴ ニホン ノ ナショナリズム ト コウキョウセイ

大学図書館所蔵 件 / 586

注記

注: p830-950

人名索引: p959-966

収録内容

  • モラルの焦土 : 戦争と社会状況
  • 総力戦と民主主義 : 丸山眞男・大塚久雄
  • 忠誠と反逆 : 敗戦直後の天皇論
  • 憲法愛国主義 : 第九条とナショナリズム
  • 左翼の「民族」、保守の「個人」 : 共産党・保守系知識人
  • 「民族」と「市民」 : 「政治と文学」論争
  • 貧しさと「単一民族」 : 一九五〇年代のナショナリズム
  • 国民的歴史学運動 : 石母田正・井上清・網野善彦ほか
  • 戦後教育と「民族」 : 教育学者・日教組
  • 「血ぬられた民族主義」の記憶 : 竹内好
  • 「自主独立」と「非武装中立」 : 講和問題から五五年体制まで
  • 六〇年安保闘争 : 「戦後」の分岐点
  • 大衆社会とナショナリズム : 一九六〇年代と全共闘
  • 「公」の解体 : 吉本隆明
  • 「屍臭」への憧憬 : 江藤淳
  • 死者の越境 : 鶴見俊輔・小田実
  • 結論

内容説明・目次

内容説明

これまで語られることがなかった戦争の記憶と「戦後」の姿が、いま鮮烈によみがえる。『単一民族神話の起源』『“日本人”の境界』で日本を問いなおしてきた著者が、私たちの過去を問い、現在の位置を照らしだす。

目次

  • モラルの焦土—戦争と社会状況
  • 総力戦と民主主義—丸山真男・大塚久雄
  • 忠誠と反逆—敗戦直後の天皇論
  • 憲法愛国主義—第九条とナショナリズム
  • 左翼の「民族」、保守の「個人」—共産党・保守系知識人
  • 「民族」と「市民」—「政治と文学」論争
  • 貧しさと「単一民族」—一九五〇年代のナショナリズム
  • 国民的歴史学運動—石母田正・井上清・網野善彦ほか
  • 戦後教育と「民族」—教育学者・日教組
  • 「血ぬられた民族主義」の記憶—竹内好〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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