最新の骨研究に迫る : 解明が進む分子機構と骨疾患、そして再生医療へ

書誌事項

最新の骨研究に迫る : 解明が進む分子機構と骨疾患、そして再生医療へ

米田俊之, 加藤茂明, 松本俊夫編集

(実験医学, 増刊 vol.20, no.17 (2002))

羊土社, 2002.11

タイトル別名

最新の骨研究に迫る : 解明が進む分子機構と骨疾患、そして再生医療へ

タイトル読み

サイシン ノ ホネ ケンキュウ ニ セマル : カイメイ ガ ススム ブンシ キコウ ト ホネ シッカン ソシテ サイセイ イリョウ エ

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内容説明・目次

内容説明

本書では、骨格系の制御機構に関する最先端の研究成果を集約することを通じて、その統合的な理解に向けた道筋を探るとともに今後の課題を浮き彫りにすることをめざした。第1章では軟骨および骨芽細胞の分化制御にかかわる転写因子群などを、第2章では骨吸収にかかわる制御因子を取り上げ、また第3章ではこれらの細胞系の調節にかかわる脂溶性リガンドや分化誘導因子などによる制御機構について最新の知見を整理。そして第4章では、これらの制御機構の異常に基づく代表的な疾患の病態や発症機序について概説。第5章では骨再生や新たな治療法の開発に向けた研究の現状および将来への展望を述べた。

目次

  • 第1章 骨・軟骨形成の分子メカニズム(軟骨パターン形成とホメオボックス遺伝子;骨芽細胞・軟骨細胞の分化因子Runx2/Cbfa1 ほか)
  • 第2章 骨吸収の分子メカニズム(破骨細胞の分化、機能、生存におけるRANKL/RANKシグナル—IFNシグナルとのクロストークを含めて;破骨細胞の形成と機能を調節する炎症性サイトカインとリポ多糖(LPS)の作用機構 ほか)
  • 第3章 骨格系の制御因子(核内レセプターとシステム;軟骨由来制御因子コンドロモジュリン‐1 ほか)
  • 第4章 骨・軟骨疾患の病態と発症機序(エストロゲン欠乏と閉経後骨粗鬆症;加齢と老人性骨粗鬆症 ほか)
  • 第5章 骨・軟骨研究の新展開と臨床応用への展望(骨粗鬆症と遺伝子多型性;骨再生—基礎研究の展開 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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