書誌事項

江戸の色ごと仕置帳

丹野顯著

(集英社新書, 0178D)

集英社, 2003.1

タイトル読み

エド ノ イロゴト シオキチョウ

大学図書館所蔵 件 / 71

注記

主要参考文献: p233-235

内容説明・目次

内容説明

名奉行が輩出した江戸時代。彼らによって残された大量の裁判記録の中から、男女間の性的な事件・犯罪に対する裁きと仕置をまとめたのが本書である。粋な町民文化の象徴と思われがちな「色ごと」だが、不義密通はもちろん、婚前交際ですら、奉行書で一旦裁きにかかると、死刑や追放といった厳しい刑罰が待っていた。おおらかに性を楽しんでいたように見える江戸庶民。しかし実際は、身分差別や儒教による秩序原理によって縛られ、恋愛においても殆ど自由がない生活を強いられていたことが、この「色ごと仕置帳」から見えてくる。

目次

  • 第1章 江戸の罪と罰
  • 第2章 密通いたせし者は
  • 第3章 手込めの儀につき
  • 第4章 春をひさぐ女
  • 第5章 心中は恋の終わりか
  • 第6章 女犯せし僧は
  • 第7章 殴る亭主

「BOOKデータベース」 より

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