癒しの楽器パイプオルガンと政治

書誌事項

癒しの楽器パイプオルガンと政治

草野厚著

(文春新書, 298)

文藝春秋, 2003.1

タイトル別名

癒しの楽器 : パイプオルガンと政治

タイトル読み

イヤシ ノ ガッキ パイプ オルガン ト セイジ

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内容説明・目次

内容説明

バブル期、多くの地方自治体がパイプオルガンを導入した。いま、その多くは「宝の持ち腐れ」である。特権的な一部の演奏家しか利用できなかったり、故障だらけで法外なメンテナンス費用が毎年かかったり、税金で買ったことを十分に認識していないとしか思えないケースがたくさんある。そして、オルガンの機種選定や音楽ホールの運営委託に於いても、国立大学教員などによる不明朗な動きが数々見られる。クラシック音楽の世界も腐敗と無縁ではないのだ。

目次

  • 第1章 なぜパイプオルガンなのか
  • 第2章 どこにオルガンはあるのか
  • 第3章 パイプオルガンという楽器
  • 第4章 こうしてオルガンは導入された
  • 第5章 市民はオルガンに触れるか
  • 第6章 オルガンは誰のものか
  • 第7章 誰がオルガンを選ぶのか
  • 第8章 なぜガルニエが選ばれるのか
  • 終章 オルガンから政治が見えたか

「BOOKデータベース」 より

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