書誌事項

死霊

埴谷雄高 [著]

(講談社文芸文庫)

講談社, 2003.2-2003.4

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  • 2
  • 3

タイトル別名

死霊

タイトル読み

シレイ

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注記

年譜・著者目録・参考文献: III:p406-425

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784061983212

内容説明

晩夏酷暑の或る日、郊外の風癲病院の門をひとりの青年がくぐる。青年の名は三輪与志、当病院の若き精神病医と自己意識の飛躍をめぐって議論になり、真向う対立する。三輪与志の渇し求める“虚体”とは何か。三輪家四兄弟がそれぞれのめざす窮極の“革命”を語る『死霊』の世界。全宇宙における“存在”の秘密を生涯かけて追究した傑作。序曲にあたる一章から三章までを収録。日本文学大賞受賞。
巻冊次

2 ISBN 9784061983250

内容説明

深更、濃霧の中を彷徨って帰宅した三輪与志に、瀕死の兄高志が語り始める。自ら唱える“窮極の革命”理論に端を発した、密告者のリンチ事件と恋人の心中、さらに“窮極の秘密を打ち明ける夢魔”との対決。弟の与志はじっと聴きいる。外は深い、怖ろしいほどの濃闇と静寂。兄の告白は、弟の渇し求める“虚体”とどう関わるのか。『死霊』第一の山場五章を中心に四章六章を収録。
巻冊次

3 ISBN 9784061983281

内容説明

黙狂の矢場徹吾が遂に口を開く。“決していってはならぬ最後の言葉”を語り始める第二の山場。そして翌日の昼、主要人物が一堂に会する津田安寿子の誕生祝いの席上、果して何が起こるのか。七章から最後の九章までを収録。精神の“無限大”をつきつめ、文学の窮極大飛翔をはかった傑作、埴谷雄高の『死霊』は幕を閉じる。だが、埴谷が生涯かけて追究した“存在の革命”は未来へ託された—。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA6100711X
  • ISBN
    • 4061983210
    • 4061983253
    • 4061983288
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    3冊
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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