日本人は北欧から何を学んだか : 日本-北欧政治関係史

書誌事項

日本人は北欧から何を学んだか : 日本-北欧政治関係史

吉武信彦著

新評論, 2003.2

タイトル別名

日本人は北欧から何を学んだか : 日本-北欧政治関係史入門

タイトル読み

ニホンジン ワ ホクオウ カラ ナニ オ マナンダカ : ニホン ホクオウ セイジ カンケイシ

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注記

主要参考文献一覧: p197-198

出典一覧: p199-216

内容説明・目次

内容説明

日本から見ると、北欧は地理的に遠い存在である。地図で確認するまでもなく、日本と北欧はユーラシア大陸の両端に位置し、スカンジナビア航空のコペンハーゲン行きの直行便に乗っても11時間はかかる。それにもかかわらず、最近、日本のテレビで北欧の風景がしばしば流れ、多くの日本人が観光やビジネス、留学などでこの地を訪れている。また、北欧の先進的な福祉政策や環境政策などが様々な媒体で詳しく紹介され、多くの注目を集めている。この傾向は、1980代末以降、特に顕著になったように思われる。しかし、日本と北欧の関係はこれが初めてではない。本書は、江戸時代から今日まで続く北欧との歴史的関係を検証し、今後の日本‐北欧関係をより発展させることを意図したものである。

目次

  • 第1章 出会いから関係進展・断絶まで—第一期:第二次世界大戦終結まで
  • 第2章 関係再開とあこがれの高まり—第二期:一九四〇年代後半〜一九五〇年代
  • 第3章 モデルとしての北欧—第三期:一九六〇年代〜一九七〇年代前半
  • 第4章 モデルから反面教師へ—第四期:一九七〇年代後半〜一九八〇年代末
  • 第5章 実務協力の進展—第五期:一九八〇年代末〜現在
  • 終章 新たな日本‐北欧政治関係をめざして

「BOOKデータベース」 より

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