書誌事項

龍の棲む日本

黒田日出男著

(岩波新書, 新赤版 831)

岩波書店, 2003.3

タイトル別名

竜の棲む日本

タイトル読み

リュウ ノ スム ニホン

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注記

主要参考文献: p219-228

内容説明・目次

内容説明

中世日本には龍が棲んでいた。人々は、地震・噴火は地底にわだかまる龍の鳴動であり、また神々は元寇の折、龍の形をとって日本の国土を守護したと信じた。龍とは何か。日本の国土とは何か。なぜ地中の龍はやがて鯰へと変容したのか。古地図に書き込まれた謎の姿を出発点に、絵画史料解読の第一人者による探索は、斬新な中世像へと向かう。

目次

  • プロローグ “国土”と“日本図”と龍
  • 1 行基式“日本図”とは何か
  • 2 金沢文庫本“日本図”と蒙古襲来
  • 3 龍体の神々と国土守護
  • 4 龍が棲む中世“日本”
  • 5 大龍と地震と要石
  • エピローグ 龍から大鯰へ

「BOOKデータベース」 より

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