リストラとワークシェアリング

書誌事項

リストラとワークシェアリング

熊沢誠著

(岩波新書, 新赤版 834)

岩波書店, 2003.4

タイトル別名

リストラとワークシェアリング

タイトル読み

リストラ ト ワークシェアリング

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注記

参考文献: p201-206

内容説明・目次

内容説明

高まる失業率、熾烈な人べらしリストラ、職場ではサービス残業と長時間労働、そして低賃金のパートタイマー。こうした企業社会の現実を綿密に分析し、打開策としてのワークシェアリングを、“一律型”と“個人選択型”モデルを設定して論じる。日本での厳しい条件を考慮に入れながら、実現の必要と可能性について真摯に検討、提言していく。

目次

  • 1章 労働の暗い状況のなかから(労働をめぐる四つの現実;ワークシェアリングのかたち)
  • 2章 失業とリストラの今日(失業という現実;人べらしリストラの多様性;「希望退職」の虚実)
  • 3章 雇用機会をわけあう思想と営み(欧米におけるワークシェア;日本のワークシェア;ワークシェアは日本の職場ではなぜむつかしいのか)
  • 4章 フルタイムの短縮、連帯のワークシェア(働きすぎという現実;“一律型”ワークシェアの方途;労働市場の新しいかたち)
  • 5章 パートタイムの均等待遇、選択のワークシェア(“個人選択型”ワークシェアのニーズ;現代日本のパートタイマー;パートタイマーの処遇改善;むすびにかえて)

「BOOKデータベース」 より

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