ヨーロッパ文明批判序説 : 植民地・共和国・オリエンタリズム

書誌事項

ヨーロッパ文明批判序説 : 植民地・共和国・オリエンタリズム

工藤庸子著

東京大学出版会, 2003.4

タイトル別名

Prologue à une critique de la civilisation européenne

タイトル読み

ヨーロッパ ブンメイ ヒハン ジョセツ : ショクミンチ キョウワコク オリエンタリズム

大学図書館所蔵 件 / 354

注記

文献一覧: 巻末p8-16

欧文書名は標題紙裏による

内容説明・目次

内容説明

光輝くキリスト教文明と、暗闇としてのイスラーム世界?いまなお揺るぎないヨーロッパのアイデンティティの淵源とは?ミシュレ、ユゴー、ルナン…近代の多様な言説の徹底した分析を通して、「ヨーロッパ」・「近代」に迫る比類なき挑戦の書。

目次

  • 第1部 島と植民地(一八七〇年代の地球儀とポリネシア幻想;「絶海の孤島」から「愛の楽園」まで;黒人奴隷と植民地 ほか)
  • 第2部 言説としての共和国(国境の修辞学—ミシュレの方へ;「ナショナル・ヒストリー」から「国民文学」へ—ヴィクトル・ユゴーを求めて;共和国の辞典—ピエール・ラルースをめぐって)
  • 第3部 キリスト教と文明の意識(知の領域としてのオリエント;セム対アーリア;記述されたイスラーム世界 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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