吉田茂という逆説
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書誌事項
吉田茂という逆説
(中公文庫, [ほ-1-4])
中央公論新社, 2003.5
- タイトル別名
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吉田茂という逆説
- タイトル読み
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ヨシダ シゲル トイウ ギャクセツ
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注記
主要参考文献: p591-593
吉田茂年譜 : p594-602
内容説明・目次
内容説明
戦後日本の道筋を決定的に方向付けた日本国憲法、対米交渉そして「天皇」。そこには、常に一人の政治指導者の姿があった。やがて日本が冒されるだろうと予言した“自立性を欠いた民権思想という病”とは、そして、彼が信じた「日本の進むべき道」とは何か—。戦後最大の宰相・吉田茂の虚実に迫る著者渾身の大作。
目次
- エリート主義と庶民性
- 三人の父親(実父・養父・岳父)の精神とその継承者
- 外辺に立つ「宮廷官僚」の反枢軸路線
- 日米開戦前後、焦慮と敗北の日々
- 戦時下の孤独な終戦工作者
- 再生日本の守護者という道
- 「吉田時代」、その戦いの前史
- 歴史に呼ばれた政治指導者
- 占領政策とワンマン体制
- 独立の回復ともうひとつの現実
- 老指導者の孤影、その実像
- 「昭和」の清算と託された歴史意思
- 「私」と「公」、そのふたつの死
「BOOKデータベース」 より