家屋と妄想の精神病理 : あるいは、狂気とアナクロニズム
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家屋と妄想の精神病理 : あるいは、狂気とアナクロニズム
河出書房新社, 2003.5
- タイトル読み
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カオク ト モウソウ ノ セイシン ビョウリ : アルイワ キョウキ ト アナクロニズム
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注記
「屋根裏に誰かいるんですよ。」(1999年刊)の改題増補新版
内容説明・目次
内容説明
孤独な一人暮らしを続けていると、自分の家の屋根裏など、あまり立ち入らない薄暗い空間から、見知らぬ人間の騒ぎ声が聴こえてきたりすることがある「幻の同居人」妄想。家屋をめぐる妄想と、実際の監禁の症例などから、現代人の孤独を分析する。
目次
- 1 天井裏に潜む者(屋根裏を歩く;闇と埃と蜘蛛の巣 ほか)
- 2 たちあらわれる非日常(澱んだ時間;屋根裏の間男 ほか)
- 3 奇妙な憶測、異様な解釈(些細な変事;嫁の冤罪 ほか)
- 4 家の中で起こっていること(バリケードを築く老婆;妄想濃縮装置としての家 ほか)
- 増補 入れ子の家(屋根裏の散歩者たち;屋根裏に潜む ほか)
「BOOKデータベース」 より