書誌事項

パサージュ論

ヴァルター・ベンヤミン [著] ; 今村仁司 [ほか] 訳

(岩波現代文庫, 学術 ; 101-105)

岩波書店, 2003.6-2003.11

  • 第1巻
  • 第2巻
  • 第3巻
  • 第4巻
  • 第5巻

タイトル別名

パサージュ論

Das Passagen-Werk

タイトル読み

パサージュ ロン

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注記

「パサージュ論」I-V (岩波書店, 1993年9月-1995年8月刊) を新編集したもの

原本の出版事項: Frankfurt am Main : Suhrkamp Verlag , 1983

内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ISBN 9784006001018

内容説明

パリにナチスが迫る間際まで書き綴られた膨大なメモ群はバタイユらに託され、かろうじて生き残った。一九世紀パリに現われたパサージュをはじめとする物質文化に目を凝らし、人間の欲望や夢、ユートピアへの可能性を考察したベンヤミンの畢生の労作。近現代社会分析の基本文献。断章番号順の構成で、待望の文庫版刊行開始。
巻冊次

第2巻 ISBN 9784006001025

内容説明

同一商品が大量に流通するようになると、新しいものがいっそう求められる。使用価値とは無縁の流行が現われ、社会は移ろいやすさに覆われる。ボードレールの用語「現代性」は資本主義の特質をうがち、ベンヤミンの歴史哲学に影響を与えた。『パサージュ論』最大の断章項目「ボードレール」ほか、「蒐集家」「室内、痕跡」を収録。

目次

覚え書および資料(蒐集家;室内、痕跡;ボードレール)
巻冊次

第3巻 ISBN 9784006001032

内容説明

亡命先パリで爛熟から崩壊へと向かう市民社会の運命を読み取り、ありえたかもしれない歴史の別の可能性にベンヤミンは思考をめぐらせた。歴史認識のコペルニクス的転換について考察する“K”、遊歩者の認識をつづる“M”、認識論についてのマニフェスト“N”、売春と賭博の考察“O”など、思想的方法論と都市に関する断章群。

目次

  • K 夢の街と夢の家、未来の夢、人間的ニヒリズム、ユング
  • L 夢の家、博物館、噴水のあるホール
  • M 遊歩者
  • N 認識論に関して、進歩の理論
  • O 売春、賭博
  • P パリの街路
  • Q パノラマ
  • R 鏡
  • S 絵画、ユーゲントシュティール、新しさ
  • T さまざまな照明
巻冊次

第4巻 ISBN 9784006001049

内容説明

産業と技術の進展によってユートピアは訪れるのか。初期社会主義者の注目されなかった側面に光をあてる。「サン=シモン、鉄道」「フーリエ」、商品生産や価値理論を取り上げて人間と労働の意味を考察する「マルクス」、技術がもたらした社会変容を論じる「写真」などの断章項目を収録。進歩思想と一線を画すベンヤミンの世界。

目次

覚え書および資料(サン=シモン、鉄道;陰謀、同業職人組合;フーリエ;マルクス;写真;人形、からくり;社会運動)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA62408739
  • ISBN
    • 4006001010
    • 4006001029
    • 4006001037
    • 4006001045
    • 4006001053
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    5冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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