イギリス庭園の文化史 : 夢の楽園と癒しの庭園
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書誌事項
イギリス庭園の文化史 : 夢の楽園と癒しの庭園
大修館書店, 2003.6
- タイトル別名
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A cultural history of the English garden
- タイトル読み
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イギリス テイエン ノ ブンカシ : ユメ ノ ラクエン ト イヤシ ノ テイエン
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注記
参考文献一覧: p249-253
内容説明・目次
内容説明
イギリスの庭園思想をリードしたのは、「エデンの園」「アルカディア」という相異なる「夢の楽園」に対する憧れであり、「癒しの庭園」を創ろうと試みる中で、2つの庭園観は相克と融合を繰返した。やがて、近代化過程で「神の創った自然」から「人が管理する自然」へと自然観が変り、世界各地の植物がもたらされ、東洋庭園の影響も受け、庭園様式は大きく変貌を遂げた。本書は、英文学、本草誌、ガーデニングの本などを素材に、イギリス庭園史を追い、併せて、日本人の自然観、日本の庭園史との比較を随所で試みる。図版多数。
目次
- 第1章 聖書と修道院の庭園
- 第2章 ギリシア・ローマ文学の庭園思想
- 第3章 中世の「愛の庭園」とルネッサンスの「魔法の庭園」
- 第4章 チューダー朝の庭園
- 第5章 宗教改革とイギリス庭園—十七世紀の庭園その一
- 第6章 ミルトンが描いた庭園—十七世紀の庭園その二
- 第7章 十八世紀の庭園思想—イギリス風景式庭園の誕生
- 第8章 日本の庭園とイギリスの庭園
- 終章 庭園によって現代の日本を再生する
「BOOKデータベース」 より