「拉致」異論 : あふれ出る「日本人の物語」から離れて

書誌事項

「拉致」異論 : あふれ出る「日本人の物語」から離れて

太田昌国著

太田出版, 2003.7

タイトル別名

拉致異論 : あふれ出る日本人の物語から離れて

タイトル読み

ラチ イロン : アフレデル ニホンジン ノ モノガタリ カラ ハナレテ

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内容説明・目次

内容説明

拉致家族だけが“国家の虜囚”なのか?「救う会」の扇動政治的発言と嵐のような排外主義に抗して。

目次

  • 第1章 日朝戦後政治精神史—拉致問題に寄せて(二〇〇三年五月)(問題はどこにあるのか;誰を媒介者に問題を考えるか;帰国事業が孕む歴史的射程 ほか)
  • 第2章 あふれ出る「日本人の物語」から離れて(二〇〇二年一〇月〜二〇〇三年五月)(民族としての「朝鮮」が問題なのではない「国家」の本質が顕わになったのだ;産経式報道の洪水と、社会運動圏の沈黙の根拠を読む;あふれ出る「日本人の物語」の陰で、誰が、どのように排除されてゆくのか—「拉致」問題の深層 ほか)
  • 第3章 格子なき牢獄の国から遠望する収容所国家(一九九一年六月〜一九九八年一二月)(「恩恵」の真実;「有事体制」の陰で、小沢は…;過去のラーゲリと現在の強制収容所 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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