日本近代文学とシェイクスピア

書誌事項

日本近代文学とシェイクスピア

水崎野里子著

(学術叢書)

日本図書センター, 2003.7

タイトル読み

ニホン キンダイ ブンガク ト シェイクスピア

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内容説明・目次

内容説明

外国、それも英米に追いつけ、追い越せ、のシェイクスピア受容から、世界に向かって、日本独自のシェイクスピア受容を発言し、日本も主体的な世界のシェイクスピア受容に参加し、新たな、自分たちなりのシェイクスピアを創っていく時期が、既に来ているし、既に、現在、何人かの日本のシェイクスピア研究者が、それを実行している。現在は、むしろ、それを更に進展させるべき時期であろう。本著は、故に、既に何人かの研究者によってなされて来ている、そのような試みに、一つ付け加える試みに他ならない。

目次

  • 蜷川・シェイクスピア・近松・坪内逍遙—日本におけるシェイクスピア受容の一視点
  • 夏目漱石とシェイクスピア—『虞美人草』の問題点
  • 太宰治とシェイクスピア—『新ハムレット』をめぐって
  • 福田恒存とシェイクスピア—『明智光秀』を中心に
  • 木下順二とシェイクスピア—『子午線の祀り』を中心に
  • 山崎正和とシェイクスピア
  • 福田・蜷川・野田英樹
  • 2002年度日本のシェイクスピア・パーフォーマンス(軍服を着たクローディアス:出口典雄演出・太宰治作『新ハムレット』;のびのびと遊びましょう:無名塾公演『ウィンザーの陽気な女房たち』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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