日本型ポピュリズム : 政治への期待と幻滅

書誌事項

日本型ポピュリズム : 政治への期待と幻滅

大嶽秀夫著

(中公新書, 1708)

中央公論新社, 2003.8

タイトル読み

ニホンガタ ポピュリズム : セイジ エノ キタイ ト ゲンメツ

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注記

参照文献: p293-300

関連年表: p302-308

内容説明・目次

内容説明

日本における政治不信の増大は著しいが、一九九〇年代以降何度か、突発的な人気を得、政治への期待を極度に高めた政治家が現れている。ブームを巻き起こした、細川護煕、菅直人、石原慎太郎、田中康夫、加藤紘一、田中真紀子、小泉純一郎らである。そこには、報道番組やワイドショーなどマスメディアとの相互作用があった。本書は、こうした政治現象をポピュリズム概念を用いて分析し、日本政治の変容を明らかにする。

目次

  • 序章 「政治改革」とは何であったのか—一九九〇年代政治の帰結としての二〇〇〇年総選挙
  • 第1章 派閥政治の終わりの始まり—「加藤の乱」にみる自民党内権力構造の変容
  • 第2章 国民投票的首相選出の実現—小泉純一郎の自民党総裁当選
  • 第3章 日本におけるネオ・リベラル型ポピュリズム—小泉総裁誕生の比較政治学的考察
  • 第4章 戦略なきポピュリスト政治家—「真紀子旋風」と「真紀子騒動」
  • 第5章 テレビニュースの変容—日本におけるポピュリズム登場の背景として

「BOOKデータベース」 より

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