死にゆく妻との旅路
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書誌事項
死にゆく妻との旅路
(新潮文庫, し-52-1)
新潮社, 2003.9
- タイトル読み
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シニユク ツマ トノ タビジ
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注記
「新潮45」2000年11月号、12月号に掲載後、大幅に加筆してまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
高度成長期、縫製一筋に生きてきた私は小さな工場を経営し、苦しくとも充実した日々を送っていた。が、中国製の安価な製品が容赦なく経営を圧迫し始める。長引く不況、膨れ上がる借金。万策尽き果てた時、私は妻のガンを知った…。「これからは名前で呼んで」呟く妻、なけなしの五十万円、古ぼけたワゴン。二人きりの最後の旅が始まった—。
目次
- 序章 冬の日
- 第1章 一緒に—西へ
- 第2章 腕の温もり
- 第3章 鳥取砂丘
- 第4章 富士山
- 第5章 夏の海辺、死の影
- 第6章 鈴の音
- 終章 喪の時
「BOOKデータベース」 より