サブカルチャー反戦論
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サブカルチャー反戦論
(角川文庫, 13044)
角川書店, 2003.8
- タイトル読み
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サブカルチャー ハンセンロン
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内容説明・目次
内容説明
ぼくたちが「戦争」に態度を表明するとすれば、それは一人の有権者としてであって「文学者」でも「思想家」としてでもない。「戦争」とは利益の衝突を殺人によって解決しようとする選択だ。「反戦」とは「殺されたくない」でも「殺すな」でもなく「私は殺さない」という選択に他ならない。同時に「反戦」とはことばによる相手とのタフネスな交渉を選択する、ということである。そのためにぼくたちには選挙権があり、あらゆる方法でことばを発することができる。いま、ここで抗するために書き綴られた反戦への希求の書。
目次
- 「反戦」をことばにするための根拠
- サブカルチャー反戦論 9・11篇(何故、物書きは「戦時下」に語らなくてはならないのか;多重人格探偵サイコと突然の平和論;キャラクター小説はいかに戦争を語ればいいのか ほか)
- サブカルチャー反戦論 イラク戦争篇(「戦後史」すら与えられた国で;中上健次と歴史の不在;戦時下の文学とファンタジー ほか)
- 殺しちゃいけない(殺しちゃいけない;君は誰から君を守るのか)
「BOOKデータベース」 より