昭和戦時期の日本映画 : 監督と映像表現
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昭和戦時期の日本映画 : 監督と映像表現
鳥影社・ロゴス企画部, 2003.8
- タイトル読み
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ショウワ センジキ ノ ニホン エイガ : カントク ト エイゾウ ヒョウゲン
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内容説明・目次
内容説明
「映画法」下に製作された昭和戦時期の日本映画の「国策映画」度・「戦意高揚映画」度を検証する!「映画法」の制約を、あるいは躱し、あるいは逆手にとった、隠微な「反・国策映画」・「反・時局映画」もあった!「戦時期日本映画」イコール「国策映画・戦意高揚映画」か?新たな視座から鋭く切り込み、通説の再検討を迫る意欲作である。
目次
- 第1章 『人情戦風船』—山中貞雄監督・昭和一二年九月・P・C・L(原作としての黙阿弥『梅雨小袖昔八丈』;時代劇と現代劇 ほか)
- 第2章 『路傍の石』—田坂具隆監督・昭和一三年九月・日活多摩川(未定稿としての原作と脚本の成立;監督田坂の主張—『路傍の石』は「文部省的」な映画か ほか)
- 第3章 『多甚古村』—今井正監督・昭和一五年一月・東宝京都(原作の成立;原作・脚本・映画 ほか)
- 第4章 『大日向村』—豊田四郎監督・昭和一五年一一月・東京発声映画(和田伝と農民文学懇話会;原作『大日向村』 ほか)
- 第5章 『還つて来た男』—川島雄三監督・昭和一九年七月・松竹下賀茂(原作としての『清楚』と「木の都」;脚本「四つの都」の成立 ほか)
「BOOKデータベース」 より