身体、ジェンダー、エスニシティ : 21世紀転換期アメリカ文学における主体

書誌事項

身体、ジェンダー、エスニシティ : 21世紀転換期アメリカ文学における主体

鴨川卓博, 伊藤貞基編著

英宝社, 2003.9

タイトル別名

身体ジェンダーエスニシティ

タイトル読み

シンタイ ジェンダー エスニシティ : 21セイキ テンカンキ アメリカ ブンガク ニオケル シュタイ

大学図書館所蔵 件 / 136

この図書・雑誌をさがす

注記

日本アメリカ文学会関西支部第45回大会におけるフォーラム「身体、ジェンダー、エスニティ : 1990年代アメリカ文学における主体の変容」(2001年12月15日)における発題・討論をもとにしたもの

引証資料 (参考資料) : p342-361

内容説明・目次

内容説明

急速な情報の増大と断片化が、重要なパラダイム転換を迫っている。ポスト・ポストモダンの現在、アメリカ文学は人間をどう扱い表象しているか。身体は?ジェンダーは?エスニシティは。

目次

  • ポストモダニティにおける主体と倫理—言語論的転回から倫理的転回へ
  • ポストモダンを目撃するということ—「小説の死」再考
  • 船乗りと海賊とアーティスト—キャシー・アッカーの身体という言語
  • 父を失った欲望の動物化—『フロリック・オブ・ヒズ・オウン』における主体と責任
  • メディア、ジェンダー、パフォーマンス—『ボディ・アーティスト』における時と消滅の技法
  • ポストモダニズムの終焉と物語の復権—オースター『幻想の書』における主体と物語
  • 食卓のポリティックス—スマイリー『千エーカー』における大地と身体
  • もうひとつの人生、偽装する「自己」—フィリップ・ロス『カウンターライフ』における主体
  • 「他者」の主体獲得—ヒロミ・ゴトウの『キノコの合唱』における「現代の民話」
  • 「型」としての身体—『パラダイス』における主体認識の変容
  • 歴史の書き直しと主体の表象—レスリー・マーモン・シルコウ『砂丘の庭』
  • ポストモダニズムの終焉とアメリカ詩のゆくえ—アシュベリとスナイダーにみる主体と身体
  • パフォーマティヴな主体、主体をめぐるパフォーマンス—D.H.ホワン『ボンデージ』のポリティクス

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA63698747
  • ISBN
    • 4269730285
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 382p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ