経済大転換 : 反デフレ・反バブルの政策学

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経済大転換 : 反デフレ・反バブルの政策学

金子勝著

(ちくま新書, 439)

筑摩書房, 2003.10

タイトル読み

ケイザイ ダイテンカン : ハンデフレ ハンバブル ノ セイサクガク

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注記

参考文献: p202-204

内容説明・目次

内容説明

イラク戦争以後、アメリカの一国決定主義がますます突出し、世界は「分裂と不安定の時代」に入っている。一方、経済状況をみると、当分の間、世界同時デフレから抜け出せそうにない。それに苛立つかのように、日本国内ではバブル待望論が絶えないが、アメリカの景気頼みの日本経済回復シナリオは非常に危うい。むしろ地方へとデフレが波及し、さらに深刻化していくおそれがある。もはや古い時代の発想は通用しない。思考および政策の大転換が必要だ。日本経済の位相を確かな目でとらえる、『セーフティーネットの政治経済学』『長期停滞』に続く、三部作の完結篇。

目次

  • 序章 分裂の時代へ
  • 第1章 バブルをつなぐ経済
  • 第2章 「グローバルスタンダード」がもたらすデフレ圧力—市場と制度のフィードバック関係
  • 第3章 不良債権と企業再生
  • 第4章 財政崩壊と増税の悪循環
  • 第5章 日本型インナーシティ問題と地方分権
  • 終章 反デフレ・反バブルの政策へ

「BOOKデータベース」 より

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