書誌事項

日本近代国家の成立とジェンダー

氏家幹人 [ほか] 編

(KASHIWA学術ライブラリー, 05)

柏書房, 2003.10

タイトル読み

ニホン キンダイ コッカ ノ セイリツ ト ジェンダー

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注記

その他の編者: 桜井由幾, 谷本雅之, 長野ひろ子

収録内容

  • はじめに : 本書の課題と構成 / 長野ひろ子 [著]
  • 日本の「良妻賢母」と韓国の「賢母良妻」にみる女子教育観 / 金眞琡 [著]
  • 明治前期におけるジェンダーの再構築と語り : 江戸の女性権力者「春日局」をめぐって / 長野ひろ子 [著]
  • 荘田平五郎の言動と武士的素養 : 明治の士族経営者に顕れたる規範と行為1 / 竹村英二 [著]
  • 「美しき」強姦の物語 : 武士道の古層 / 氏家幹人 [著]
  • 商家奉公人のライフコース : 再生産からの隔離 / 桜井由幾 [著]
  • 近代日本の女性労働と「小経営」 / 谷本雅之 [著]
  • おしゅんが語る女性の生活 : 幕末安房の家日記を中心に / 岩田みゆき [著]
  • 看護職と国家 : ロックフェラー財団による戦間期公衆衛生事業の考察 / 高橋彩 [著]
  • 津田梅子が執筆した『ニューヨーク・デイリー・トリビューン』紙記事 : 津田仙の訪朝記 / 高橋裕子 [著]
  • 日本YWCAの国際主義・ナショナリズム・ジェンダー : 加藤タカの経験と言説を手がかりとして / 石川照子 [著]
  • プッチーニ「蝶々夫人」における「日本」の政治的表象とジェンダー / 森岡実穂 [著]

内容説明・目次

内容説明

近代日本の「性差」「性」の領域へ切り込む、歴史学の空白を生める「知」の議論。歴史・経済・思想・文学などの多様な視線から、学際的・国際的視野に立ってジェンダー・アプローチした、気鋭の研究者11人による共同研究の成果。

目次

  • 第1部 女性の表象と国民国家(日本の「良妻賢母」と「韓国の賢母良妻」にみる女子教育観;明治前期におけるジェンダーの再構築と語り—江戸の女性権力者「春日局」をめぐって)
  • 第2部 男たちのアイデンティティ(荘田平五郎の言動と武士的素養—明治の士族経営者に顕れたる規範と行為(一);「美しき」強姦の物語—武士道の古層 ほか)
  • 第3部 女性労働の領域(近代日本の女性労働と「小経営」;おしゅんが語る女性の生活—幕末安房の家日記を中心に ほか)
  • 第4部 ジェンダーと近代の交叉(津田梅子が執筆した『ニューヨーク・デイリー・トリビューン』紙記事—津田仙の訪朝記;日本YWCAの国際主義・ナショナリズム・ジェンダー—加藤タカの経験と言説を手がかりとして ほか)

「BOOKデータベース」 より

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