二十世紀の女性表現 : ジェンダー文化の外部へ
著者
書誌事項
二十世紀の女性表現 : ジェンダー文化の外部へ
學藝書林, 2003.11
- タイトル別名
-
二十世紀の女性表現 : ジェンダー文化の外部へ
二十世紀の女性表現 : ジェンダー文化の外部へ
- タイトル読み
-
ニジュッセイキ ノ ジョセイ ヒョウゲン : ジェンダー ブンカ ノ ガイブ エ
大学図書館所蔵 件 / 全113件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- 性的他者とは誰か
- 近代化と女性表現の回路
- フェミニズム、ジェンダー、セクシュアリティ
- 作者の性別とジェンダー批評
- 「異類」の女 : 支配の場としての身体から語りの場としての身体へ
- 『虞美人草』における漱石の<藤尾殺し>について
- 女というメタフォア : 川端康成文学の夢
- 娼婦幻想の終焉 : 性差社会の変容と吉行淳之介の世界
- 少女という分身 : 近代女性表現における原型としての<少女>
- 母と少女 : 冥王まさ子の遺した作品を読む
- 芸術家への自己出産物語における母と娘 : ヴァージニア・ウルフの『燈台へ』を中心に
- 放浪する女の異郷への夢と転落 : 林芙美子『浮雲』
- 絶対的な他者を求める不毛な自我の円環 : 高橋たか子の罪と夢
- 家と都会の彼方 : 石垣りんと白石かずこの詩
- 共犯者への渇望からジェンダーの外部へ : 吉原幸子の詩
内容説明・目次
内容説明
近代化の過程で、女性たちは、どのように自己表現の回路を切り開いてきたのか。古典から現代小説までの描かれた女性像を通して性差文化の構造と深層を明らかにし、ヴァージニア・ウルフ、林芙美子、白石かずこ、吉原幸子ら、ジェンダー文化からの脱出を志向する女性表現者たちの強靱な思考力と想像力の魅力に迫る、刺激的なエッセイ集。
目次
- 性的他者とは誰か
- 近代化と女性表現の回路
- フェミニズム、ジェンダー、セクシュアリティ
- 作者の性別とジェンダー批評
- 「異類」の女—支配の場としての身体から語りの場としての身体へ
- 『虞美人草』における漱石の“藤尾殺し”について
- 女というメタフォア—川端康成文学の夢
- 娼婦幻想の終焉—性差社会の変容と吉行淳之介の世界
- 少女という分身—近代女性表現における原型としての“少女”
- 母と少女—冥王まさ子の遺した作品を読む〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より