人間が幸福になる経済とは何か : 世界が90年代の失敗から学んだこと

書誌事項

人間が幸福になる経済とは何か : 世界が90年代の失敗から学んだこと

ジョセフ・E・スティグリッツ著 ; 鈴木主税訳

徳間書店, 2003.11

タイトル別名

The roaring nineties

The roaring 90's

タイトル読み

ニンゲン ガ コウフク ニ ナル ケイザイ トワ ナニ カ : セカイ ガ 90ネンダイ ノ シッパイ カラ マナンダ コト

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内容説明・目次

内容説明

膨大な財政赤字を引き継いだクリントン政権。スティグリッツは経済諮問委員長として経済立て直しという難題に取り組む。彼らは規制緩和と金融の自由化を推進することで空前の好況を演出する。しかし、それは後の歴史がしめすように、崩壊の種子を内包した危険極まりないバブルであった—。一体どこに間違いがあったのか?経済政策はなぜこうもしばしば誤るのか?弱者を思いながらも、さまざまな利害の衝突に翻弄された90年代を検証し、未来への教訓と祈りをこめた話題の書。

目次

  • 「狂騒の90年代」とは何だったのか
  • 好況から不況へ—崩壊の種子は蒔かれた
  • 奇跡か、ただの幸運か—赤字削減の苦闘
  • 「全能」のFRBはなぜバブルを防げなかったのか
  • 規制緩和の暴走
  • 貪欲の経済—粉飾会計とストックオプション
  • 銀行の変質とバブル
  • 減税が熱狂をあおった
  • もはやわれわれは安心な生活を送れない
  • 世界を不幸にしたグローバリズムの始まり〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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