ジロジロ見ないで : “普通の顔"を喪った9人の物語
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ジロジロ見ないで : “普通の顔"を喪った9人の物語
扶桑社, 2003.11
普及版
- タイトル読み
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ジロジロ ミナイデ : フツウ ノ カオ オ ウシナッタ 9ニン ノ モノガタリ
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内容説明・目次
内容説明
この本に登場する9人は、顔に手術や治療で治すことのできない、アザや病気、ヤケドを負っている。彼らは、ただ見た目が“普通と違う”というだけで、人から好奇な視線を向けられてしまう。彼らを取りまく環境は、とても厳しいものだ。学校での生活、就職、恋愛など。私たちが、当たり前のように経験するさまざまな出来事でも、彼らはイジメに遭ったり差別を受けている。そんな辛い現実に苦しみ、考えながら、必死に向き合ってきた彼ら。彼らが進んできた道には、力強く前を向かせてくれた、光のような存在があった。
目次
- 藤井輝明さん—ジロジロ見られたら笑顔でおじぎをする
- 望月富美代さん—“ヤケドを負った私”を乗り越え、“私自身”の人生を始める
- 石井政之さん—アナタは頬をマジックで赤く塗って外出できますか?
- 久保丈夫さん—アザのためにいつも下を向いていた自分。でも、シドニーでは顔を上げていられた
- 益本栄一さん—学校にも社会にもあるイジメや差別。それを乗り越えて手に入れた自分らしさ
- 松本学さん—“普通”と“普通じゃない”のはざまで揺れ動いた心
- 大木康幸さん—職場で大きな誇りを得た。今はもっと社会へ出ていきたい
- 佐々木剛さん—大ヤケドをして、一度は捨てた役者人生。しかし、ずっと待っていてくれたファンがいた
- 阿部更織さん—髪の毛がない“事実”を“個性”へと変えた
「BOOKデータベース」 より