存在と自我 : カント超越論的哲学からのメッセージ
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書誌事項
存在と自我 : カント超越論的哲学からのメッセージ
勁草書房, 2003.12
- タイトル別名
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Sein und Ich : zur Rehabilitierung der Transzendentalphilosophie Kants
- タイトル読み
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ソンザイ ト ジガ : カント チョウエツロンテキ テツガク カラ ノ メッセージ
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内容説明・目次
内容説明
カントは自らの思索を首尾よく一貫して完遂しえたであろうか。カント哲学の主要テーゼである「超越論的観念論」とそれを根拠づける「超越論的演繹」を精査する。
目次
- 1 超越論的観念論をめぐって(現実存在の意味的構成—超越論的観念論の含意;存在に関するカントのテーゼ—超越論的観念論との一致;もう一つの「観念論」論駁—超越論的観念論の射程;デカルト「観念論」の論駁—超越論的観念論の存続)
- 2 超越論的演繹をめぐって(超越論的な総合について—『批判』第二版演繹論の一面;“かたち”ある物の経験について—超越論的哲学による解明の試み;妄執としての自我—超越論的哲学の自我論の一面;客観の次元—ヘンリッヒの演繹論解釈を手がかりに;自己意識の構造—ヘンリッヒの演繹論解釈を手がかりに;原理としての自己意識—ヘンリッヒの演繹論解釈の意義)
「BOOKデータベース」 より