そして殺人者は野に放たれる
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そして殺人者は野に放たれる
新潮社, 2003.12
- タイトル読み
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ソシテ サツジンシャ ワ ノ ニ ハナタレル
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注記
『新潮45』2002年1月-2003年9月号の連載「封印された殺人の記録」を再構成、加筆したもの
内容説明・目次
内容説明
「心神喪失」の名のもと、罪に問われぬヤツがいる!「歩き方が悪い」と四人を死傷させた凶悪犯、「テレビがうるさい」と二世帯五人を殺害した大学生、長男の受験を悲観して我が子三人を絞殺した母親。この国の無法ぶりを暴いた衝撃のノンフィクション。
目次
- 通り魔に子を殺された母の声を
- 覚醒剤使用中の殺人ゆえ刑を減軽す
- 迷走する「責任能力」認定
- 不起訴になった予告殺人
- 精神鑑定は思考停止である
- 二つの騒音殺人、死刑と不起訴の間
- 分裂病と犯罪の不幸な出合い
- 日本に異常な犯罪者はいない?
- 闇に消える暗殺とハイジャック
- 心神耗弱こそ諸悪の根源
- 判決に満悦した通り魔たち
- 刑法四〇条が削除された理由
- 日本は酔っ払い犯罪者天国である
- もう一つの心神喪失規定「準強姦」
- 女性教祖「妄想」への断罪
- 家族殺しが無罪になる国
- 人格障害者という鬼門を剥ぐ
- 古今東西「乱心」考
「BOOKデータベース」 より