中国と日本の外交政策 : 1950年代を中心にみた国交正常化へのプロセス

書誌事項

中国と日本の外交政策 : 1950年代を中心にみた国交正常化へのプロセス

王偉彬著

(広島修道大学学術選書, 24)(Minerva人文・社会科学叢書, 91)

ミネルヴァ書房, 2004.2

タイトル読み

チュウゴク ト ニホン ノ ガイコウ セイサク : 1950ネンダイ オ チュウシン ニ ミタ コッコウ セイジョウカ エノ プロセス

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注記

参考資料日本外交記録文書: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

1949年に中華人民共和国が建国されて以後、日本の対中国政策と中国の対日政策はどのように作られ、どのように展開されてきたか。本書では1950年代に焦点を当て、日本滞在10余年の中国人研究者の立場で、当時の「政経分離」と「政経不可分」の政策や中国における対日交流の組織と対日批判の諸事情、日本の対中国政策へのアメリカの影響、また1958年の日中関係の断絶に至る諸要因などを、未発表の外交文書の発掘および当時の日中関係者へのインタビューを通じ客観的に考察した。本書は、多くの事例を分析し、日中関係における諸問題の共通性を明確にすることにより、現在および将来の日中関係のあり方に一つの示唆を提供する。

目次

  • 序章 日中外交政策における「政経分離」と「政経不可分」
  • 第1章 日本の対中国基本政策「政経分離」の形成
  • 第2章 「以民促官」と「平和攻勢」
  • 第3章 日本の対中国政策とアメリカの圧力
  • 第4章 日中関係の断絶
  • 第5章 中国の内政と日中関係
  • 第6章 中国の岸内閣批判と「政治三原則」
  • 終章 中国と日本の外交政策の総合検証

「BOOKデータベース」 より

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