20世紀フランス資本主義史論 : 国家・経済・社会

書誌事項

20世紀フランス資本主義史論 : 国家・経済・社会

ミッシェル・マルゲラズ著 ; 廣田功, 権上康男訳

日本経済評論社, 2004.4

タイトル別名

20世紀フランス資本主義史論 : 国家経済社会

タイトル読み

20セイキ フランス シホンシュギ シロン : コッカ ケイザイ シャカイ

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注記

著者が来日(2001.3月末-4月末)した際に各地で行った講演会のテキストをもとに編集したもの

内容説明・目次

内容説明

新世代を代表する歴史家が、最新の研究成果をもとに国家の活動に焦点をおいて首都交通、公企業、戦時期の対独協力、戦間期の通貨・金融を論じたユニークな20世紀仏資本主義論。

目次

  • 第1章 二〇世紀前半における資本主義、国家および社会—フランスにおける国家の三つの主要な特徴(第一次大戦から一九三〇年代不況まで;不況、占領、戦後復興(一九三六〜五〇年)—国家の特徴と長期停滞からの脱出)
  • 第2章 二〇世紀前半フランスにおける資本主義と公企業(「ベル・エポック」の資本主義—公共サービスと私企業の間の共和主義的妥協;状況に起因する偶発的所産—第一次大戦〜一九三〇年代不況 ほか)
  • 第3章 二〇世紀パリ都市交通の経済的、社会的、政治的歴史(一九〇〇〜一九一四年—公共サービスと営業認可制度の時期における二つの交通網、二つの文化;第一次大戦から第二次大戦へ—再検討と改革の挫折 ほか)
  • 第4章 占領期フランスにおける対独経済協力とユダヤ人資産の略奪(ヴィシーと最初の選択—「休戦協定の乗越え」;ヴィシー前期(一九四〇年七月〜一九四二年四月)—「建設的協力」の無駄な追求 ほか)
  • 第5章 両大戦間期におけるフランスの通貨、国家および市場—ヨーロッパ諸国との比較(フランス流の直接前貸し—二つの波;直接前貸し批判から貨幣市場改革の動きまで(一九二六〜二九年) ほか)

「BOOKデータベース」 より

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