存在と灰 : ツェラン、そしてデリダ以後
著者
書誌事項
存在と灰 : ツェラン、そしてデリダ以後
人文書院, 2004.6
- タイトル別名
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存在と灰 : ツェランそしてデリダ以後
- タイトル読み
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ソンザイ ト ハイ : ツェラン ソシテ デリダ イゴ
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内容説明・目次
内容説明
ツェランの経験、転回期ハイデガーとヘルダーリン、朔太郎の抵抗、ブランショによるマラルメ、ブルトンの問い…抽象化を拒絶し、言葉の物質性そのものに触れんとする強靱な意志。闘争の思考に貫かれた、来るべき詩学。
目次
- 1 詩的言語のポリティクス(灰の分有—パウル・ツェランという音域;二人、あるいは盲目—パウル・ツェランの眼差し ほか)
- 2 翻訳の詩学(翻訳者としての詩人—国語批判のために;「詩句」と「翻訳」—ブランショによるマラルメ ほか)
- 3 境界の詩人たち(ノスタルジーの新たなる闘い—ジョナス・メカスのために;力の刻印—ヴィクトル・セガレン『碑』をめぐって ほか)
- 4 シュルレアリスムの問い(ブルトンと他性のコミュニケーション;贈与と驚異—『ナジャ』論)
「BOOKデータベース」 より