昭和史発掘開戦通告はなぜ遅れたか

書誌事項

昭和史発掘開戦通告はなぜ遅れたか

斎藤充功著

(新潮新書, 076)

新潮社, 2004.7

タイトル別名

昭和史発掘 : 開戦通告はなぜ遅れたか

タイトル読み

ショウワシ ハックツ カイセン ツウコク ワ ナゼ オクレタカ

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注記

参考文献・書籍: p185-187

太平洋戦争開戦史、及び新庄健吉に関する年表: p188-191

内容説明・目次

内容説明

「卑怯な騙し討ち」、米国では未だにこう呼ばれる真珠湾攻撃。開戦通告文を米国に提出するのが、攻撃開始から五十五分遅れたためである。これまで遅延の原因は、野村吉三郎大使をはじめ駐米日本大使館の怠慢とされてきた。しかし野村大使らの行動には多くの謎が残されていた。実は、日米開戦がなされたまさにその時、野村大使らはある陸軍大佐の葬儀場にいたのだ。—新庄健吉、謎を解く鍵は全てこの男の死にあった。

目次

  • 第1章 ワシントンDCで行われたある日本人の葬儀(五十五分遅れた「対米覚書」;午前九時、日本大使館はその時— ほか)
  • 第2章 なぜ葬儀は隠されたのか?(「若松会」は知っていた;「外務省を侮辱する言説」 ほか)
  • 第3章 陸軍主計大佐・新庄健吉(若かりしエリート主計将校;国家経済をグランドデザインする ほか)
  • 第4章 対米諜報に任ず(龍田丸に乗り合わせた三人;“要注意スパイ行為人物” ほか)
  • 第5章 謎の死(ワシントン着任;迫り来る日米開戦 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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